60代男性:10年以上続いていた首肩のコリ、腕の痺れが改善

来店動機

10年前からデスクワークによる肩こりがあり、最近ではコリ感というよりは痛みに近い症状に変わり、そこから頭痛や両腕に重だるさや痺れまで現れているとのこと。

整形外科で診察を受けるも、痛み止めの飲み薬と湿布薬を処方されるだけでなかなか症状が変わらず、定期的にマッサージを受け、その場しのぎを繰り返していたところ、知人に紹介されダメもとで当院に来院された。

カウンセリング内容

痛みの出たきっかけ

12年前に胃潰瘍の手術を行ってから身体の不調が出始めたとのこと。

入院生活による筋力の低下と、元から猫背になりやすい癖があったため、徐々に症状が現れ今に至る。

 

どのような時に痛みが出るか

首肩のコリ感は常にあり、少しデスクワークをするだけで、腕に痺れが現れ、趣味の釣りをした次の日は特に酷いという。

身体所見と治療、経過

初回施術

頚椎に捻じれている形跡があり、頸部左右回旋に制限、上を向く動作に関しては、ほぼできない状況。

腕を両腕上げると腕に痺れが顕著に現れ、動き自体も半分くらいしか動かない状態。

メニューは特別診療と合わせて筋肉の張りをとる筋肉調整を行った。

施術後、頸部回旋は若干可動域が増え、両腕の痺れ感は残るも、可動域は増えた。

上を向く動作はまだ変わりがない。

 

二回目施術(三日後)

若干動きが戻っている状態だが、調子は少し良いとのこと。

一回目施術後の夜はぐっすり眠れ、途中で起きることもなかったそうです。

施術は前回と同じものを行い、背骨の柔軟性が無くなっていたので、

そこを意識して施術を行った。

施術後、上を向く動作が少し改善された。

 

3回目施術(初回から7日後)

すぐに背中が丸くなってしまうと相談があり、色々調べていると、

以前受けた胃潰瘍の手術痕が腹部にあり、その周りの筋が硬く縮こまってしまっていた。

筋肉の上にある筋膜は全身繋がっているので、そこが収縮が強く症状に関係していると考え、鍼治療を用いて腹部の症状にアプローチを行い、それに合わせて前回同様に治療を行った。

施術後は前回よりも肩のコリ感は解消され、頸部、肩関節の動きも変わったため、

次回から鍼治療も併せて行う予定。

最後にお腹の筋肉を動かすために腹式呼吸を指導して終了。

 

 

5回目施術(初回から18日目)

通院ペースが若干疎らなものの、前回施術後からダルさなど戻ることなく良好。

5回目施術後は肩の挙上運動がほぼ正常値まで上がっていた。

痺れ感も最近では気になっていないとのこと。若干むくみ感が気になるそうなので、

自宅でできる肩関節の体操を指導し今回は終了した。

 

11回目施術(初回から43日目)

初回時にあった諸症状は今のところ気にならず安定しているとのこと。

運動検査も基準の可動域まで動かせるようになっているため、今後は維持をするためと

更に動きや生活の質を上げるために、通院を継続してい事になりました。

 

 

患者様からのコメント

今まで色々な治療院に通ってみたものの、一度楽になるが次の日には元に戻っていたので、

今回も同じと思って3回くらいでやめようと思っていたのが本音です。

ただ、治療を受けるたびに首の動きが良くなり、しっかり次の治療までキープできてるんです。

ここならば治すことができるんじゃないかと思い継続して通院しました。

今では痛みやダルさに悩まずに生活ができ、驚くことにいくら薬を飲んでも変わらなった血糖値や、肝臓の数値も落ち着いてきているんです。

これからも体のケアをお願いしたいと思います。

施術者からのコメント

症状が改善できて本当に良かったです。

もっとお体の状態をよくすることができるので、これからも一緒に頑張りましょう!

人により症状はもちろん、痛みの原因や症状を悪化させてしまう要因は人それぞれ違います。

まずは状態をしっかり把握し、原因を突き止めることで、必要な施術が決まり、症状を軽減、改善に導くことができます。

お悩みの方はいつでもご相談ください!