来院動機
ひと月前から朝自宅の階段を降りる際に右膝内側に痛みが出始めた。
買い物もできなくなってしまい、近所の当院に来院された。
問診
痛みの出るタイミング
立ち上がる際、階段昇降と歩く際に痛みが出やすい。
杖を使わずに生活したいとの事。
身体所見と治療経過
初回施術
初検時、膝の屈曲制限に加え、足関節の可動域制限が見られた。
姿勢分析を行った結果、骨盤の左右の高さの差と全体的な前重心がみられた。
歩行チェックではふらふらする感じが見られた。
骨盤の歪みから膝に負担がかかっていると考え、骨盤の矯正と、下肢全体の運動療法、患部のアイシングを行った。
治療後可動域の拡大が確認できたが、痛みは引いていないため、2日後に再度治療を行うことにした。
2回目施術(2日後)
膝の痛みが軽減されゆっくりだが歩きやすくなったとの事。
可動域を広げるために前回同様の治療と、体を支えるインナーマッスルの向上を図りヴィクトリズム(EMS機器でのトレーニング)を体験してもらった。
次回からはトレーニングも合わせて治療メニューを組んでいくことにした。
10回目施術(ひと月経過)
同様の治療を続け、症状が半分くらいには落ち着いてきた。
足全体の負担がまだかかるようで、足がつる症状もあった為、下腿筋群に対するローラー処置も合わせて行った。
20回目施術(約2か月経過)
階段昇降時の痛みが消失した。
立ち上がる際の痛みが少し残っていたが、次第にそれも違和感程度の症状に変わった。
24回目施術(約2か月半経過)
問診時、調子がいいですと言っていただけた。
可動域も広がり、歩き方もふらふらしなくなった。
歩行時や自宅の階段を降りても痛みが出ない日々が続いた。
その後調子がいい日が続き、今後は月に2回ほどのメンテナンスに移行していく。
患者様のコメント
普通に歩けるようになって、買い物にも行けるようになって良かったです、ありがとうございました。
腰痛で困っている友人にも勧めてみようと思います。
お電話ありがとうございます、
有松名倉堂鍼灸整骨院でございます。