10代男子 長く続いた肉離れの痛みが改善

来院動機

1年前にバスケットボールの練習中に肉離れを起こしたが、強度を落として練習を行っていたため完治に至っていなかった。

近くの治療院や整形外科にも半年以上通ったが痛みが取れず、スポーツをあきらめようと考えていた頃に当院のホームページで同じような症状が良くなったという記事を見て行ってみようと思った。

来院当初の症状

左大腿部の上内側に圧痛、運動時痛が出ており、走るだけでなく、バスケットボールの基本姿勢であるスタンスをとる事すら痛くてできていなかった。

3か月後の大会に出られるようにまずは運動できるようになりたいとの事だった。

症状の原因

肉離れは通常であれば安静にして適切な処置を行えばひと月あれば問題なく治癒するが、今回の症状は血流の滞りにより治りが遅延し、治癒過程が停止してしまったものとみられる。

遅延の原因は骨格の歪みにより血流が阻害され治癒機能が正しく機能しなかった。

 

治療内容

治療法としては骨格の歪みをよくして正しい血流に戻すことと、痛みのある筋線維のねじれを正していくことが必要となる。

症状別矯正と運動療法を取り入れて治療をしていくことにした。

初回治療

背骨矯正で体の軸を整えた上で局所に対しての治療を行い、患部の血流の向上を促した。

治療中は痛みがあったが治療後に歩いてみたところ痛みが緩和されていた。

長い間いろんな治療を受けて変わらなかった症状に変化が出て、本人も親御さんも驚いていた。

治療後は筋や関節のサポートとしてテーピングを行い、治療を終了にした。

 

2回目治療(5日後)

初回の治療の次の日バスケットボールの練習に参加し軽く動いてみた所、普段は走る事すらできなかったのが、ジョギング程度には走れるようになっており本人もびっくりしていたそう。

このまま治療していけば良くなるので、このまま通院していくと話していた。

4回目治療(3週間後)

痛みは残るが徐々にできる動作が増えてきた。

現在は横のステップ動作で痛みやすいとの事なので、そこに対して治療をしていく。

その後の経過

週に1回のペースで治療を続け、停滞することもあったが4か月が経過したころには症状は軽快し、練習を再開することができた。

大会期間中は通院できなかったため心配はあったが、症状はよかったそう。

チームの中心選手として活躍できたとの連絡もあり、こちらも安心した

 

患者さんからのコメント

9か月間いろいろなところに治療に行きましたが痛みが取れず、希望を失っていた頃にこの院を見つけました。

同じような症状の人が治ったと書き込みがあり、治したい一心で通院を覚悟しました。

すると2回目あたりから走れるようになり驚きました。

最後にはチームの中心として試合に出られてうれしい限りです。

ありがとうございました。